08. 鬱倅報告内部、「皇城新聞」
(1906年5月9日)
鬱倅報告内部(鬱島郡守が内部に報告する)
鬱島郡守・沈興澤氏の内府への報告によると
「本郡(鬱島郡)所属の独島が 外洋100余里ほどにありますが、本月4日に日本官人一行が官舍に至り自ら曰く、『独島が今や日本の領地となった。故に視察に来島した』とし、 その一行は、即ち日本島根県の隠岐島司・東文輔、事務官・神西由太郎、税務監督局長・吉田平吾、分署長警部・影山岩八郎、巡査一人、会議員一人、医師と技士各一人、そのほか隨員10人余りで、戸数・人口、土地や生産の多少及び人員と経費を聞いて、諸般の事務を調査するとして記録して去りました」という。
* 内部:国内行政を担った中央官庁